MBAで学んだ勉強方法01~現実を直視~

2015.08.04 (火)

「プロの学び方には特徴があるんですね」

「それをMBA時代に学びました」

 

先日、海外でMBAを取得された方とお話ししたときに出てきた言葉です。

その方が言うには、学びの基本は「現実を直視すること」にあるとのこと。

「目の前に起こっていることを否定しないで、ありのままを受け入れること」と言っています。

 

例えば提案書をつくるときに、よく都合の良いデータばかり集めることがあります。

「市場の規模はこれくらいあるし、成長率も何%と高い」

「しかも競合が出てきていない。その理由としてこんなデータがある」

「だからこの市場に進出するべきだ」

 

我田引水、いいとこ取りのオンパレード。

こんな感じで提案書を作成した経験のある人は多いと思います。

恥ずかしながら私もその一人です…。

 

でも、真実はむしろ都合の悪いデータの方にあったりするものです。

それを見ようとしないのは「プロがやるべきことではない」とその方は言っています。

都合の良いデータばかり集めれば、提案自体は魅力的になり、通るかもしれません。

ただ、それが真実とかけ離れていれば、その提案が成功する見込みは低くなります。

それでは「何のための提案なの?」となってしまいますよね。

 

また「過去に起こっていることが正しい」と新しい変化を見ようとしないこともあります。

常識や前例にとらわれているという言い方もできます。

変化が起きているのに、「これはたまたまですね」とか「すぐ元に戻りますよ」と

変化を受け入れようとしないことがよくあります。

 

本来は、少しでも変化や過去の常識とズレたことが起こっていれば、

「いま何が起こっているんだろう?」

「もしかしたら、新しい変化が起こり始めているのでは?」

「あるいは、これまで常識だったことが違うのでは?」

と疑問を持たなければなりません。

 

でも、常識に縛られていると、そんな疑いすら持てません。

それで変化を見逃して、ビジネスチャンスを失う。

あるいはリスクが拡大するまで気づかずに手遅れとなる。

そういったことが起こりかねません。

 

「現実を直視すること」

そこを誤ると、その後の検討も誤ることになります。

後々の修正は大変なので、まずこの出発点を大事にしていきたいですね。

 

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